【超簡単】フレンチプレスコーヒーの「めんどくさい」は捨て方を変えれば解決!

決定版:「フレンチプレスはめんどくさい」の解決方法 合理的な生活

フレンチプレスってお湯を注ぐだけで美味しいコーヒーが飲めるけど、でもめんどくさい!

コーヒーオイルなど、ドリップコーヒーでは抽出しきれない成分を余すところなく楽しめるフレンチプレスコーヒー。もちろん私もフレンチプレスコーヒー愛好家のひとりです。

「お湯を注いで待つだけ」と、特にテクニックは不要で簡単。
フレンチプレスは全コーヒー好きにおすすめしたいコーヒーのいれ方です。

しかし、そんなフレンチプレスコーヒーの普及を阻む原因がこれ↓

フレンチプレスの普及を阻む原因は、コーヒー粉の片付けのめんどくささ
容器の底に残って取れないコーヒーの粉・粉・粉!
プレスするパーツ(プランジャー)にもコーヒーの粉がまとわりつきます。

コーヒーをいれるのは簡単だけど、この粉の後始末がめんどくさすぎる!

フレンチプレスのほうが味わいが好きだけれど、後片付けが面倒になって、ついついドリップコーヒーで妥協してしまっているひとも多いのではないでしょうか。

しかし、その妥協の日々も今日で終わりです。
フレンチプレスコーヒーの面倒な片付けを、限りなくゼロにする方法をご紹介しましょう。

ポイントは、フレンチプレスのポットに残る粉の捨て方を変えることにあります。

この記事でわかること
  • フレンチプレスコーヒーの後片付けを極限まで楽にする方法(ベストな解決策)
  • ネットなどで紹介されているその他の解決策との比較(ベストな解決策の理由)

この方法であれば、フレンチプレスコーヒーの美味しいところだけを楽しめるようになること請け合いです。

それでは見ていきましょう。

そんなにフレンチプレスコーヒーの後始末はめんどくさい?

そんなにフレンチプレスの後始末はめんどくさい?

でもそんなにめんどくさいって言いすぎじゃない?
ほら、容器を逆さにしてゴミ箱の上でポンポンって叩けばほとんど出てくるはずでしょ。

うさみ
うさみ

ええ、そんなふうに考えていた時期が私にもありましたよ。
でも、一生懸命ポンポン叩いた結果がこれですから↓

フレンチプレスのポットからコーヒーの粉は絶望的に落ちない

全然粉が取れてない!

うさみ
うさみ

かくなるうえは、粉が落ちきるのが先か、容器が割れるのが先か、ポンポン叩き続けるしか…

そこまでしなくても、粉を容器からかき出したりするのが面倒そうだね。
キッチンのシンクにそのまま流したら、今度はシンクの片付けが面倒だし…。

フレンチプレスコーヒーに比べると、ドリップコーヒーはフィルターごと粉をゴミ箱にぽいっと捨てて、ドリッパーとポットをさーっと洗うだけですから、ずっと簡単と言えます。

そこで後腐れなくフレンチプレスコーヒーの美味しさだけを味わう方法について本気出して考え、あれこれ試行錯誤してみた結果、この方法に行き着いたのです。

めんどくさい片付けなくフレンチプレスを美味しく飲む極意は、「粉の捨て方」にあり

めんどくさい片付けなくフレンチプレスを美味しく飲む極意は、「粉の捨て方」にあり

結論から言うと、最も効果的だったのは、捨て方を変えることでした。
網目の細かい「水切りネット」のうえでポットやパーツに残った粉を洗い流すのが、フレンチプレスコーヒーのめんどくさい部分をなくす一番の方法です。

その理由は以下のとおり。

「水切りネット」がめんどくさいフレンチプレスコーヒーの救世主である理由
  • 片付けが早く、コストが安い
  • 抽出方法は変えないので、コーヒーの味は変わらずおいしい

もし、いますでにキッチンシンクの中に「三角コーナー」があって、「水切りネット」を使っているなら、そこに粉ごと流してしまえばいいだけです。
すぐにでもできますよね?

なお、「水切りネット」は100円ショップで買えます。
私はダイソーで以下の不織布タイプを購入し、使っています。

ダイソーで購入した水切りフィルター(23.5cm✕26cm不織布タイプ)
幅23.5cm✕縦26cmの不織布タイプの水切りネットです。

コーヒー粉がすり抜けないくらいに目が細かく、ポットの中身を洗い流してもこぼれない程度の幅があれば、正直何でも良いかと思います。

ネット通販で買えるものとしては、サイズや価格から以下のものが良さそうです。
(こちらは幅31cm✕縦26cmの不織布タイプ)

以下では、「三角コーナーなんて使ってないよ」という方向けに、おすすめの理由とともに、詳しく解説しましょう。
用意するものは「水切りネット」だけです。

「水切りネット」がめんどくさいフレンチプレスの救世主である理由①安い、早い

フレンチプレスのポットや器具に残ったコーヒーの粉は、水で洗い流すのが一番です。

どんなにがんばってポットを逆さにして叩いても粉は残りますし、ヘラなどで粉をかき出しても完全に粉を取りきることはできません。
加えて、後者では洗い物としてヘラが増えてしまいます。

そんなことをしているよりも、ポットに水を入れ、シンクの中に粉が落ちないように「水切りネット」の中で一気にジャーっと逆さにしてみてください。
ほとんど一発で粉が一掃されます。

水切りネットにコーヒーの粉がきれいにおさまりました
水切りネットに入ったコーヒー粉はこんな感じ。

あとは水切りネットを縛って、ゴミ箱にポイするだけです。
あっという間に粉の処分ができ、シンクを汚すこともありません。

「ザル or 茶こし+ティッシュペーパー方式」はおすすめしない

フレンチプレス粉の捨て方として、ネット上では「水切りネット」を使わず、ザルや茶こしにティッシュペーパーを敷く方法が紹介されていたりします。
ですが、この方法は以下の理由でおすすめしません。

「ザル or 茶こし+ティッシュペーパー方式」をおすすめしない理由
  • ティッシュペーパーは網目が細かく、水を通しにくく、一気に水を流すとこぼれる
     →片付けが遅くなる
  • ザルや茶こしの洗い物が増える

ティッシュペーパーを使うのは、一見お手軽で安く済むように思いますが、結果的には時間や手間がかかってしまいます。
それよりは、1枚5円もしない「水切りネット」を使って一気に片付けを済ませてしまったほうが洗濯としては賢いです。

「水切りネット」がめんどくさいフレンチプレスの救世主である理由②うまい

水切りネットで捨て方を変えているだけで、抽出方法自体はフレンチプレスそのままなので、美味しいのは当然といえば当然。
逆に、フレンチプレスコーヒーの抽出方法に手を加えるとどのように味に影響するかがわかったのが、試行錯誤の過程で生まれた次の方法です。

その名も「出汁パック」フレンチプレス

泣く泣くお蔵入りとなった「出汁パック」フレンチプレスコーヒー

最終段階まで「フレンチプレスコーヒーを簡単にする」ための解決策の候補に上がっていたのは、「出汁パック」を使う方法でした。
幅12cmの出汁パックにコーヒー粉を入れ、そのままフレンチプレスのポットに入れて抽出するというものです。

「出汁パックでフレンチプレス」の試行錯誤の過程
「出汁パックでフレンチプレス」の涙ぐましい試行錯誤の過程。
「出汁パック」フレンチプレスのポイント
  • 12cm幅の出汁パックだと、コーヒーミルから粉を移し替えるときにもこぼれない
  • ポットに入れてお湯を注いでも中からコーヒー粉が出ない
  • 捨てるときは、ゴミ箱の上で逆さにするだけでパックがするりと滑り落ちる

と完璧な解決策のように思われました。

ただ、一点の問題点を除いて…。

うさみ
うさみ

問題は、コーヒー成分の抽出力が弱くなったこと!
出汁パックの中に粉を入れたことで、コーヒー粉がお湯と十分に交わらず、成分が抽出されにくくなってしまったようです。

コーヒー豆の成分を余すところなく楽しめるのがフレンチプレスの良いところなのに、それができないのでは元も子もない!
というわけで、「出汁パック」を使う方法は泣く泣くお蔵入りとなったのでした。

うさみ
うさみ

天才的なひらめきだと思ったのに残念でした!
一番大事な抽出方法を変えるとやっぱり味に影響があるのね…。

フレンチプレスコーヒーの上位互換?ーアメリカンプレスってどうなの?

抽出方法としてはフレンチプレスとは別物になりますが、「アメリカンプレス」「コーヒー粉の後片付けが楽!」という文脈で語られることがあります。

フレンチプレスに比べると、たしかにアメリカンプレスはコーヒー粉が捨てやすい構造になっているようです。

しかし、それでも器具の中にコーヒー粉が残りはします。
別途、水で洗い流す作業が必要で、粉の始末のためには「水切りネット」を使ったほうが効率的である点は変わらないでしょう。

そして、最初に書いたように、アメリカンプレスの抽出方法は、フレンチプレスとは全く別物。
アメリカンプレスは自ら手で押して圧力をかけ、コーヒーを抽出する方式です。
そのため、「お湯を注いで待っていれば美味しいコーヒーが出来上がる」というフレンチプレスの気楽さを愛する方には、おそらく手間と感じられてしまうでしょう。

また、紙フィルターを使わない点は共通していますが、「圧力をかけて短時間で抽出したクリアな質感」を売りにするアメリカンプレスは、フレンチプレスの濃密なコーヒーとは違った味わいになるはずです。

というわけで結論です。

アメリカンプレスがフレンチプレスの上位互換になりえるか?の結論
  • アメリカンプレスは「めんどくさくないフレンチプレス」という解決策にはならない
  • 両者は味が違う(好みはあるが、フレンチプレスコーヒーよりすっきりした味わいに)
  • アメリカンプレスのほうが抽出に手間がかかる
  • 加えて、アメリカンプレスの器具は高い(1万5千円以上)

「急須でコーヒー」も試してみたけれど…。「サムライコーヒー」は微妙。

もうひとつ、もはやプレスすらしていないのですが、「急須を使ってコーヒーを淹れる方法」も試してみました。

うさみ
うさみ

コーヒーの粉をお湯の中で自由に泳がせてフィルターなしに抽出するから、フレンチプレスコーヒーと同じ味わいになるはず。

と考え、用意したのがこの急須。

曙産業ティーポットのポイント
  • ステンレス製の茶漉しがセットになっている
    →あとはコーヒーの粉を投入してお湯を注ぐだけでコーヒー抽出ができそう
  • 透明なので、コーヒーの抽出具合がよく確認できる
  • 落としても割れないプラスチック製
    →そそっかしい私でも安心

と、「もしやこれはコーヒーの新ジャンルを発明してしまったのでは…。名前はサムライコーヒーとかにしようか…」と勝手に期待と妄想を膨らませていたのですが、結論としては「最も簡単にフレンチプレスコーヒーの味を手に入れる」という目的にはかないませんでした。

うさみ
うさみ

結局、ステンレスの茶漉しについた粉を片付ける作業は発生するから、あえてこのポットでコーヒーを淹れるメリットはないよね。

あと、茶漉しの目がフレンチプレスのフィルターに比べると細かくないので、コーヒーの挽き方を粗くするか、もっと細かい茶漉しに変えるかする必要もありそう。

なお、フレンチプレスを進化させる目的にはいま一歩及びませんでしたが、このティーポットは長風呂時の水分補給用の水入れとしてそれはそれで重宝しています。
大容量だし、手にとって飲みやすいし、落としても割れないしでなかなか便利です。

まとめ:「粉の捨て方がめんどくさい」からの解放でフレンチプレスコーヒーがますます美味しく

まとめ:「めんどくさい」からの解放でフレンチプレスがますます美味しく

フレンチプレスを限りなく簡単に楽しめる方法をご紹介しました。

「美味しいとは思うけど、粉の捨て方が面倒で…」とフレンチプレスコーヒーから遠ざかっていた方も、これでめでたくフレンチプレス派に戻れるはず。
おかえりなさい!

フレンチプレスコーヒーを最小限の手間で楽しむ方法のまとめ
  • フレンチプレスコーヒーのめんどくささの解決は、捨て方を変えるのが一番
  • フレンチプレスコーヒーのいれ方は、変えずにOK
  • コーヒー粉を捨てるときに水切りネットを使う
  • 水切りネットのうえでコーヒー粉を洗い流し、ネットを縛ってゴミ箱に捨てるだけ

大きさと価格からネットで買えるおすすめの水切りネットのリンクも貼っておきます。

ぜひ、お手軽で美味しいコーヒーライフを楽しんでください。

ほかにも毎日の生活をイージー化するモノやアイディアを紹介しています。そして失敗も…

当ブログでは、人生をイージー化することを目的に、様々なモノやアイディアを紹介しています。

こちらのまとめ記事もぜひ参考にしてみてください。

そして、日々を良くする試行錯誤の過程では、もちろん失敗もしています。

そんな苦々しくも恥ずかしい思い出をまとめた記事がこちら。
ただの失敗談ではなく、「こっちを選べばよかった」という正しい選択肢、そして買い物を失敗しないためのポイントもまとめていますので、ご一読を。

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