2021年4月のトライオートETFの投資収入実績は、3月の過去最高をさらに更新して858,654円となりました。
以下が、2021年4月に決済されたナスダック100トリプル(TQQQ)の合計です。
銘柄 | 決済数量 | 確定損益実績 |
ナスダック100トリプル | 1313 | 858,654 |
先月2021年3月の「決済数量1,434口/損益実績670,511円」の実績と比べると、決済あたりの利益額が20%増の爆上がりです。
もちろんこれには明確な理由があります。(詳しくは後述)
トライオートETF実績まとめ(2020年6月~21年4月)
こちらが2020年6月半ばからのトライオートETFの実績と、2021年4月のナスダック100トリプルのチャートです↓
金利上昇とコロナウイルス拡大の2つの懸念が落ち着いたことで、3月末からの相場の上昇が4月前半まで続き、4月15日にはS&P500、ダウ工業株30種平均、ナスダック100が最高値を更新。
そのおかげで、4月16日までにナスダック100トリプル(TQQQ)が80万円以上の決済となりました。
ところで、いくら上昇相場だったとはいえ、半月で80万円の決済は多めなのですが、これにはちゃんと理由が…。
この80万円には、2月~3月のTQQQ下落時に裁量取引で拾っていたポジションの売却益がかなーり寄与しています。
その額、約30万円。
とすると、4月は裁量取引の売却益がないと、結構さみしい月だったことになります。
株価が上がりきった4月後半の横ばい具合はなかなか厳しかったねー。
最終週なんか、決済額が過去最低だったもん。
トライオートETF×TQQQの利幅設定ごとの利益比較
以下は、利幅のみを変えたトライオートETF×TQQQの週間利益の比較です。
いずれも1単位、1ドル刻みの買い注文の自動売買を走らせています。
よりよいトライオートETFの運用の参考にしてください。
期間中の平均を取ると、いまのところ4ドル以上はどの利幅もそれほど変わりませんが、利幅によって利益の出方には違いもあります。
平常時は利幅4ドルの利益が最も高くなることが多い一方、4月上旬のように大きな上昇局面では利幅設定が大きいほうが利益も大きくなります。
なお私は、4~5ドルの利幅を多めに設定しています。
2021年5月はやっぱり”Sell in May”?2匹目のドジョウを狙う!
後半の決済が低調だった4月を経て、5月はどのような月になりそうでしょうか?
現状を見てみると、好材料の出尽くし感があります。
4月半ばにS&P500、ダウ、ナスダック100の3指数が最高値を更新してからは、多くの企業が良い決算を出していても、全体の株価は横ばいを続けています。
とすると、4月半ばまで上昇した株価は、金利とコロナウイルスの2つの懸念を払拭した当面の景気回復だけではなく、企業の好決算まで織り込んでいたことになります。
であれば、ここから株価をさらに上昇させるには、現在の見通し以上のプラス要素が必要ですが、「コロナウイルスを超えて経済が平常に戻りつつある」という見通し以上に良い材料は思いつきません。
思わず「天井」という言葉が思い浮かんでしまいます。
そうなると、5月の株価の動きは、「順調な経済回復見通し」に水をさすような材料が出たときのダウンサイド中心になるのでは、と考えています。
こうした見通しのうえで、5月の作戦は「2匹目のドジョウ狙い」です。
ただナスダック100トリプルが下落するのを見ていてもしょうがないので、落ちているTQQQを裁量取引で安値で拾っていきます。
そして、株価が回復した時に売り払って爆益を…(*´Д`)
この作戦がうまくいくことを祈って、それではまた来月ー(・ω・)ノシ