2021年7月31日(土)04時55分をもって、トライオートETFでナスダック100トリプル(以下、TQQQ)の新規自動売買の発注が停止されることを受け、対応をまとめました。
記事内では、以下のことを書いています。
早速記事に移りましょう。
※なおその後、様々な検証を行い、「ナスダック100トリプル(TQQQ)の自動売買の新規受付停止=トライオートETFはオワコン」とはならないことがわかりました。
詳しくは以下の記事をご覧ください↓
トライオートETFのTQQQの新規自動売買発注停止の内容とは?
まず以下がインヴァスト証券の公式ページで2021年7月16日に掲載されたお知らせです。
トライオートETFでのTQQQの自動売買の稼働制限について案内されています。
制限の内容は、具体的には下記のようなものです。
まとめると、2021年7月31日(土)04時55分までに自動売買の注文を行っておけば、当面はTQQQの自動売買の運用を続けることができる、ということになります。
以上を踏まえて、これからなんとかTQQQの稼働を間に合わせる方法、すでに運用中の方の運用継続方法などをそれぞれ解説していきます。
まだ口座を持っていないけど、トライオートETFでTQQQ稼働を間に合わせられる?
トライオートETFの口座開設は「最短即日」ですので、7月末のぎりぎりまで間に合う可能性があります。
なお、「即日」の条件は、口座開設申込後の本人確認をスマホを使った「オンライン本人確認」で行うことです。(下記イラスト参照)
なお、口座開設をしても何のマイナスもありませんので、迷っている方はとりあえず申し込みを行っておき、そのあとで実際にTQQQを稼働させるかどうかを考えればよいかと思います。
トライオートETF✕TQQQがはじめての方におすすめの設定方法
おすすめは、下記の少額資金バージョンを2つ以上注文しておき、当面の運用で必要な設定のほかは稼働停止する方法です。
少額資金バージョンなので、少額の資金でもお試しで開始することができます。
設定方法については、下記を参考にしてください。
運用してみてもっと運用額を増やしたくなった場合は、7月31日以降も注文数の変更を行うことができます。
「2つ以上の注文」とした理由は、TQQQの価格が当初の注文範囲の外に出てしまった場合に、再稼働して値動きを捕捉するためです。
「別の注文を用意しなくても、すでに稼働中の注文の価格を変更してTQQQの値動きに対応していけばいいのでは?」と思われたかもしれません。
しかし、ポジションを持っている注文はロックされて変更できなくなってしまうため、1つだけの注文ではTQQQの価格変化に対応できません。
そのため、フリーで使える注文設定を1つ以上用意しておくことをおすすめします。
なお、7月31日(土)04時55分以前に注文済でしたら、稼働停止にした注文設定であっても、いつでも再稼働を行うことができます。
先々の運用継続に備えて、TQQQの価格が上昇したときの設定、利確幅違いの設定など、複数の設定を発注して稼働停止しておくのもいいかもしれません。
稼働停止の手順は以下のとおりです。
②注文の詳細画面に移るので、「全停止する」を選択。
すでにトライオートETFでTQQQを稼働している方のための運用の続け方
すでにTQQQを運用されている方についても、複数の注文を7月31日までに発注して保存(稼働停止)しておく、というアドバイスは新規の方と共通です。
ここでは運用継続のために、具体的な設定の変更方法を説明していきます。
稼働停止していた設定を変更し、再稼働させる手順を例にします。
②稼働停止していた自動売買設定が表示されるようになるので、再稼働したい注文を選択。
③詳細画面から「注文設定」のタブを選択し、再稼働、変更する発注を選択。
⑥再稼働後に「変更」を選択。
これをひとつひとつ繰り返し、必要な設定を揃えていきます。
かなり手間ですが、とはいえ自動売買の設定変更が必要になるのは既存の設定を外れたときくらいです。
せいぜい数ヶ月に一度程度の実施で済むと思います。
とにかく発注済の自動売買の注文のストックがある限りは、この方法で7月31日以降もトライオートETFでTQQQの運用を続けていくことができます。
これを機にトライオートETFでTQQQの運用をやめる方法
この機会にトライオートETFでTQQQの運用をやめられる方は、現在稼働している自動売買を全停止して、すべての建玉が決済されるのを待っていればOKです。
本家ナスダック100トリプルは、一時的な値下がりをすることはありますが、右肩上がりで最高値を更新し続けていますので、いずれすべてのポジションは決済されることになります。
稼働停止は、すでに解説済みの手順と一緒です。
②注文の詳細画面に移るので、「全停止する」を選択。
最後に:いつまでTQQQの運用は続けられる?
2021年7月31日(土)04時55分までに注文を行っていれば、トライオートETFでTQQQの運用を継続できることがわかりました。
ではいつまで?というのは誰にもわかりません。
ここまで紹介した方法でずっと運用が続けられるかもしれませんし、次のTQQQの分割のタイミング(2022年の夏ごろ?)ですべての注文が停止となってしまうかもしれません。
いずれにしても、個人的には続けられる限り、TQQQの運用は継続していきますが、並行してTQQQ以外の高収益なトライオートETFの運用方法も探っていきたいと思います。
TQQQの次の手となる銘柄の候補も見えてきました↓
それでは引き続きグッドフォーチュン!